毛のお手入れは、ただわんちゃんの毛並みを整えるだけではありません。
清潔な状態を保ち病気の予防になることはもちろん、無駄な毛をカットすることでケガを未然に防ぐこともできます。
爪は散歩などですり減る機会がない限りどんどん長くなってしまいます。
爪を切らずに伸びてしまうと、何かに引っ掛けてしまい爪が折れたり、抜けてしまったりすることがあります。出血も多く、足は地面につくため細菌感染も心配です。
適度に爪を切ることでそれらを未然に防ぐことができます。
たれ耳の犬種、耳道に毛が多い犬種が耳の病気にかかりやすい傾向があります。
たまった耳アカが皮膚を刺激したり、耳アカに細菌や寄生虫が二次感染したりすることで炎症やかゆみを起こすことがありますので適度の耳のお掃除をしてあげてください。
わんちゃんの肛門には分泌液が溜まる袋があります。
特に小型犬や中型犬の場合は注意が必要で、肛門腺が溜まった状態で放置してしまうと炎症を引き起こして(肛門嚢炎)化膿する原因になります。